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おしえて リアルワールドデータ(RWD)

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リアルワールドデータ(RWD)に関する記事を集めたマガジンです
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記事一覧

RWD推進のカギとなる要素―医療現場のニーズに答え、多様なステークホルダーと連携する

中外製薬が創薬研究で推進するRWD(リアルワールドデータ)利活用。今回は、多発性骨髄腫でのRWD研究に取り組む当社の今津恭平と、研究アドバイザーである群馬医療福祉大学の村上博和先生にインタビューし、実臨床におけるRWD利活用の状況、医療現場のニーズ、RWD推進に向けた課題について聴きました。 村上博和先生(群馬医療福祉大学 医療技術学部教授) 今津恭平(中外製薬 オンコロジー臨床開発部) 取材実施日:2023年10月30日 取材場所:群馬医療福祉大学 多発性骨髄腫とは

データサイエンスグループの社員が「ネットワーク分析を利用したRWD(リアルワールドデータ)解析の概要と手法」について解説してみた

本記事は中外製薬 デジタル戦略推進部 データサイエンスグループの岡田が執筆を担当しました。 自己紹介こんにちは、デジタル戦略推進部データサイエンスグループの岡田法大です。私は入社以来、生物統計の担当者として臨床試験の解析を行っており、その一環として、医薬品開発や市場調査におけるリアルワールドデータ(RWD)の有効な活用方法の検討も行っています。「製薬会社でデータサイエンスってどんなことをやっているの?」という皆さまに向けて、RWDの活用に向けたネットワーク分析の概要と手法、

中外製薬 臨床開発本部のデータサイエンティストが語る! AIブームにおける統計・データサイエンスのこれまでとこれから

こんにちは、CHUGAI DIGITALです。 今回は、中外製薬本社で医薬品の臨床試験やリアルワールドデータ(RWD)研究を推進する二人のデータサイエンティストが登場します。 山本英晴と杉谷康雄は、統計の専門家としてのバックグラウンド、米国バイオテックへの海外赴任、働きながらの博士号取得のため大学院に通うという、いくつかの点で共通のキャリアをもつ上司と部下。臨床開発の最前線から見るデータサイエンスのこれまでとこれからについて聴きました。(2020年12月2日 取材) プロ

中外製薬 科学技術情報部の社員が解説! リアルワールドデータ(RWD)とは?

こんにちは、CHUGAI DIGITALです。 今回は、当社の科学技術情報部 PHCインテリジェンスグループを率いる葛西隆に、「CHUGAI DIGITAL VISION 2030」の基本戦略のひとつであるDxD3 で掲げるリアルワールドデータ(RWD)とは何か、RWDによって期待されることは何か、聴きました。 プロフィール 葛西 隆(科学技術情報部 PHCインテリジェンスグループマネジャー) 大学の専攻は生物統計学。生物統計部門、プロジェクト推進部門、クリニカルサイエ

RWDに関する様々な疑問にお答えする動画シリーズ「おしえてリアルワールドデータ」中外公式YouTubeにて公開

こんにちは、CHUGAI DIGITALです。中外製薬は、患者さん一人ひとりに最適な治療提案を実現するために、産官学を巻き込んだリアルワールドデータ(RWD)の利活用を進めています。この度、RWDの利活用の意義や課題に対する社会の理解を深めるため、RWDに関心のあるすべての方に向けて、RWDに関する様々な疑問にお答えした全5本から成る動画「おしえてリアルワールドデータ」を公開しました。 vol.1 リアルワールドデータってなに? RWDと呼ばれるデータには、どのようなもの