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3,000名超が参加!CHUGAI INNOVATION DAY 2024 開催レポート

中外製薬主催「CHUGAI INNOVATION DAY 2024」を2024年11月25日(月)~26日(火)に開催しました。5回目を迎える今年のコンセプトは「共につくり上げる、ヘルスケアの未来創造図」。です。
このコンセプトの下、生成AI、量子コンピューティング、個別化医療、そして患者さん中心の創薬をテーマにした各領域のリーダーによる講演とディスカッションのほか、ワークショップ、ポスターセッションを行いました。
製薬、ライフサイエンス、テクノロジー企業、アカデミア、学生など幅広い層から延べ3,000名以上の方にご参加いただきました。
今回のイベントは現地とオンラインのハイブリッド形式で開催され、本レポートでは、現地でのみ実施されたワークショップやポスターセッションの様子をお届けします。講演とディスカッションについては、下記のレポートをご覧ください。


ワークショップ

学生から経営者まで幅広い背景を持つ約30名の参加者が、生成AIと量子技コンピューティングの2つの技術に焦点をあて、ヘルスケアイノベーションに向けた活発な意見交換を行いました。議論では、”各自が最も解決したいヘルスケアの課題”や、”手軽に健康を維持できる理想的なソリューション”など、多くのアイデアが共有されました。グループごとにまとめた内容は、ステージ上で発表され、講師の先生方から講評いただきました。時間いっぱいまで熱心な議論が続き、盛況で終えました。

初めて出会ったメンバーでも活発に意見を出し合っていました
講演登壇者と直接意見交換する場面もありました
最後はステージ上でグループの意見を発表しました

ポスターセッション

中外製薬のイノベーション創発に向けた取り組みを紹介するポスター発表を行いました。創薬研究から臨床開発、生産、マーケティングまで12のテーマで当社の社員が担当プロジェクトを紹介し、患者さんへどのような価値提供を目指しているのか解説しました。
参加者の皆様からも活発があり、ヘルスケア業界のコラボレーション活性化につながる機会になりました。

参加者の皆様からは、「中外製薬のデジタルトランスフォーメーションを肌で感じられた」「現場の実情を直接聞くことができて有意義だった」などの声をいただきました。今後も、このような機会を通じて、イノベーションの創発と業界の発展に貢献してまいります。

大勢の方が興味を持って集まってくださいました
発表者や参加者の皆様とたくさんの交流が生まれました

ポスター一覧
・中外製薬のDXの取り組み
・中分子創薬への量子コンピューティング技術の活用に向けて
・文献から構築したナレッジグラフにおける機械学習による創薬標的遺伝子探索
・Out-Partnering Antibody Engineering Technologies
・臨床開発本部でのReal World Data(RWD)利活用状況と将来の展望について
・デジタル技術を活用した臨床試験(DCT)の取り組み ~患者中心を目指して~
・Smart Factory
・Personalized Healthcare (PHC) Solutions Providing Optimal Value Tailored to Each Individual Patients
・アジャイルで加速する中外製薬のデジタル変革 AIが拓く創薬の未来
・ASPIREで実現する Business & Digital Transformation の未来図
・中外製薬の生成AIの全社活用に向けた取り組み
・Access to innovation through start-up investments : Chugai Venture Fund[CVF]
・Partnering Interests in Drug Discovery and R&D Programs
・後援団体紹介:日本ディープラーニング協会(JDLA)

2025年秋(11/27-28開催予定)のCHUGAI INNOVATION DAY は、中外製薬創立100周年の節目となるカンファレンスとして、さらに充実したものとなるよう企画中です。皆様のご参加をお待ちしております。

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