Digital Crossroads
「ヘルスケア×デジタル」によるイノベーション創発をテーマに、有識者インタビューや技術トレンド記事をお届けします。 #生成AI #RWD #dBM #AI創薬
深層学習×ロボティクス×創薬研究 Preferred Networks社との協働で目指したエシカルな実験手法-異なる分野の知見の融合
中外製薬は、革新的な医薬品・サービスにおける新たな価値創出を目指し2018年に株式会社Preferred Networks社(以下、PFN社)と包括的パートナーシップ契約を締結しています。その取り組みの中で、PFN社の持つ深層学習やロボティクス技術と中外製薬の持つ創薬領域の知見の融合により、非臨床試験における実験動物への負荷を減らすと共に、プロセスを効率化する実験装置「尾静脈投与ロボット」を共同開発しました。今回のnoteでは、PFN社と中外製薬の協働プロジェクトのメンバーへ
DXで患者さん中心の臨床試験を実現。「患者中心」と「臨床試験の効率化」を同時にかなえる分散化臨床試験(DCT)の取り組み
「患者さんに寄り添った治験手法を選択できる社会にしたい。DCTが実現すれば、治験参加の地理的・心理的なハードルが下がり、新薬開発のスピードは上がることが期待できる。」と語るのはトランスレーショナルリサーチ本部 早期臨床開発部の宇田川です。製薬会社が医薬品の承認を得るため、薬の安全性や有効性を確認する臨床試験を「治験」といいます。中外製薬では、治験に参加する患者さんの通院負担を軽減し、医薬品の開発期間を短縮する取り組みとして、デジタルも活用した従来の治験とは異なる分散化臨床試験
グローバルスタンダードなシステム基盤でビジネスの変革を支える。次世代基幹業務システム(ERP)担当者が語る、ERP刷新プロジェクトの裏側とやりがい
DXの推進にともない、企業の経営資源に関する情報の適切な活用への期待が高まっています。中外製薬でも、この情報を統合し効率的な活用を推進するための基幹業務システム(ERP)の刷新と、全社的な業務プロセス改革とを同時に行うプログラム「ASPIRE」が進行しています。 本プログラムをリードし、SAPスペシャリストでもある社員にインタビュー。ASPIREでビジネスがどう変わるのか、実際にどうERP刷新を進めているのか、システム導入に携わる社員に必要なスキルセットや仕事のやりがいについ
ビジネス変革から次のステージへ、キーワードは「Breakthrough」 志済聡子が語る成果と新たな挑戦・展望とは
今回は中外製薬上席執行役員デジタルトランスフォーメーションユニット長として、2019年より当社のDXを牽引してきた志済聡子にインタビューを行いました。 当社のDX戦略は2020年に発表した「Chugai Digital Vision 2030」の実現に向けてDXを3つのフェーズに分け、フェーズ1「人・文化を変える」は2021年に完了、そしてフェーズ2「ビジネスを変える」は2024年に、フェーズ3「社会を変える」は2030年に実現を目指します。ちょうどフェーズ2からフェーズ3へ
データサイエンスグループの社員が「ネットワーク分析を利用したRWD(リアルワールドデータ)解析の概要と手法」について解説してみた
本記事は中外製薬 デジタル戦略推進部 データサイエンスグループの岡田が執筆を担当しました。 自己紹介こんにちは、デジタル戦略推進部データサイエンスグループの岡田法大です。私は入社以来、生物統計の担当者として臨床試験の解析を行っており、その一環として、医薬品開発や市場調査におけるリアルワールドデータ(RWD)の有効な活用方法の検討も行っています。「製薬会社でデータサイエンスってどんなことをやっているの?」という皆さまに向けて、RWDの活用に向けたネットワーク分析の概要と手法、
中外製薬 臨床開発本部のデータサイエンティストが語る! AIブームにおける統計・データサイエンスのこれまでとこれから
こんにちは、CHUGAI DIGITALです。 今回は、中外製薬本社で医薬品の臨床試験やリアルワールドデータ(RWD)研究を推進する二人のデータサイエンティストが登場します。 山本英晴と杉谷康雄は、統計の専門家としてのバックグラウンド、米国バイオテックへの海外赴任、働きながらの博士号取得のため大学院に通うという、いくつかの点で共通のキャリアをもつ上司と部下。臨床開発の最前線から見るデータサイエンスのこれまでとこれからについて聴きました。(2020年12月2日 取材) プロ
参加者募集!ヘルスケアスタートアップと大企業の協業機会創出の場、第2回Digital Innovation Pitch(Oct.2023)開催のお知らせ
こんにちは。CHUGAI DIGITALです。国内のスタートアップと大企業の協業機会の創出を目的としたピッチイベント「Digital Innovation Pitch」。 第2回となる今回は、最先端医療機器特集と題し、国内のヘルスケアスタートアップ5社に登壇いただきます。 中外製薬は様々な機会を通じて、外部パートナーとの連携によるデジタル技術の導入やオープンイノベーションの推進に取り組んでいます。 本イベントはオンラインでどなたでもご参加いただけます。皆さん奮ってご参加くださ
【イベント参加者募集】社員の挑戦を後押しする中外独自のアイデア実現プログラム「DIL」。これまでの成果を紹介し、中外製薬×パートナー企業×参加者のコラボレーションを目指すオンラインイベントを開催します。
こんにちは。CHUGAI DIGITALです。2020年にスタートした、国内の中外製薬グループの全社員が自由なアイデアを起案し自ら形にする仕組み「Digital Innovation Lab(DIL)」。 DILの3年間の取り組み・成果について紹介するとともに、当社とパートナー企業、参加者の皆さまが繋がり、新たな協働機会に繋げるイベント「Chugai Digital Innovation Lab CONNECT ~ヘルスケアの未来を共創する~」を開催します。 オープンイノベ
イベント参加者募集‼未来を拓くヘルスケアDXとライフサイエンスR&Dの最前線 CHUGAI INNOVATION DAY2023
こんにちは、CHUGAI DIGITALです。中外製薬は患者さん、世界の人々の健康と幸せを追求し、持続可能な社会を実現するため、デジタル技術を活用したヘルスケアイノベーションを推進しています。 今年の「CHUGAI INNOVATION DAY 2023」(2023年11月16-17日)では、生成AIやWeb3.0などの技術と異分野融合をテーマに、各界のリーダーと共に課題解決の方向性を議論します。2023年4月に本格稼働した中外ライフサイエンスパーク横浜で開催されるこのイベン
データサイエンスグループの社員が「ネットワーク分析を利用したRWD(リアルワールドデータ)解析の概要と手法」について解説してみた
本記事は中外製薬 デジタル戦略推進部 データサイエンスグループの岡田が執筆を担当しました。 自己紹介こんにちは、デジタル戦略推進部データサイエンスグループの岡田法大です。私は入社以来、生物統計の担当者として臨床試験の解析を行っており、その一環として、医薬品開発や市場調査におけるリアルワールドデータ(RWD)の有効な活用方法の検討も行っています。「製薬会社でデータサイエンスってどんなことをやっているの?」という皆さまに向けて、RWDの活用に向けたネットワーク分析の概要と手法、