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DXで患者さん中心の臨床試験を実現。「患者中心」と「臨床試験の効率化」を同時にかなえる分散化臨床試験(DCT)の取り組み
「患者さんに寄り添った治験手法を選択できる社会にしたい。DCTが実現すれば、治験参加の地理的・心理的なハードルが下がり、新薬開発のスピードは上がることが期待できる。」と語るのはトランスレーショナルリサーチ本部 早期臨床開発部の宇田川です。製薬会社が医薬品の承認を得るため、薬の安全性や有効性を確認する臨床試験を「治験」といいます。中外製薬では、治験に参加する患者さんの通院負担を軽減し、医薬品の開発期間を短縮する取り組みとして、デジタルも活用した従来の治験とは異なる分散化臨床試験
グローバルスタンダードなシステム基盤でビジネスの変革を支える。次世代基幹業務システム(ERP)担当者が語る、ERP刷新プロジェクトの裏側とやりがい
DXの推進にともない、企業の経営資源に関する情報の適切な活用への期待が高まっています。中外製薬でも、この情報を統合し効率的な活用を推進するための基幹業務システム(ERP)の刷新と、全社的な業務プロセス改革とを同時に行うプログラム「ASPIRE」が進行しています。 本プログラムをリードし、SAPスペシャリストでもある社員にインタビュー。ASPIREでビジネスがどう変わるのか、実際にどうERP刷新を進めているのか、システム導入に携わる社員に必要なスキルセットや仕事のやりがいについ
製薬業界におけるデータサイエンティストの躍進!成果を紹介し、ディスカッションによる新規案件創出へ。社内イベントハイライト
こんにちは。CHUGAI DIGITALです。今回ご紹介する「データサイエンスの日」は、データサイエンス活用の全社推進を目的とした、社内向けのスキルアップ&交流イベントです。3年目となる本年は、研究員100名以上が参加した中外ライフサイエンスパーク横浜でのポスター発表をはじめ、ハンズオンワークショップや外部エキスパートによる講義など、多彩なプログラムを3日間にわたり開催しました。この「データサイエンスの日」の立上げメンバーであり、自らもデータサイエンティストとして活躍する佐野
研究所発のPython学習プログラムPyZAP(パイザップ) ウェットとドライの研究を橋渡しし、研究開発力の底上げに挑む!
こんにちは、CHUGAI DIGITALです。 がん、バイオ医薬品に強みをもち、研究開発型の企業として世界最先端の創薬技術力をもつ中外製薬。2023年4月には新たな研究開発拠点として「中外ライフサイエンスパーク横浜」が本格稼働し研究員が日々、研究開発に従事しています。この研究所で昨年より運用がはじまったのが、「PyZAP(パイザップ):chugai Pythonista RISE UP program」と呼ばれる学習プログラムです。PyZAPは現場の若手研究員の声で生まれた活