#中外製薬

VR分子モデリングシステムで研究員のインスピレーションを刺激。創薬化学研究部が追求する薬の候補の化合物デザインとは
こんにちは、CHUGAI DIGITALです。中外製薬の創薬研究では、タンパク質の立体構造に基づく化合物デザイン(SBDD, Structure Based Drug Design)を重視し、精緻なデザインの追求によって質の高い新薬候補化合物の創製を目指しています。今回は、分子やタンパク質の化学構造を3Dで可視化するバーチャルリアリティ(VR)アプリケーション導入をリードした研究本部の荒川晶彦に、VR導入の理由、VRに対する期待、中外製薬のSBDDの強みや研究カルチャーについ

アパレル業界から中外製薬へ転職したインフラエンジニアが解説|CCI(Chugai Cloud Infrastructure)構想とは
こんにちは、CHUGAI DIGITALです。中外製薬のDXにおいて、次期ITインフラの目玉となるべく始動したCCI(Chugai Cloud Infrastructure)構想。全社共通のクラウド基盤として、CCIは2023年度中のサービスインを目指しています。このCCIプロジェクトの戦略策定をリードするのが、キャリア入社のインフラエンジニア、横田大典(中外製薬デジタルトランスフォーメーションユニット ITソリューション部)です。インタビューでは、横田が中外に転職した理由、

参加社員約9割のDX取組み意識が向上。中外流、ボトムアップの公募制のアイデア実現プログラム『DIL』。挑戦者のDXにかける想いとビジネス課題解決への期待。
こんにちは、CHUGAI DIGITALです。 中外製薬には、参加社員の約9割が「DXにおける自発的な変革意欲の向上につながった」と回答する、すべての社員が参加可能な新規アイデアの実現を支援する制度Digital Innovation Lab(DIL)があります。①社員がデジタルを活用したビジネス課題の解決や新規ビジネス創出に関するアイデアを提案し、②事務局で迅速に審査を行い、③PoC(Proof of Concept:概念実証)を進め、④本番開発を目指すプログラムです。職

「自動化」が主役になるとRPA推進が阻まれるのはなぜか? 過去の教訓を活かすことで成し遂げた、CHUGAI RPAの飛躍
こんにちは。CHUGAI DIGITALです。 RPAは通常「Robotic Process Automation(ロボットによる業務自動化)」の略ですが、中外製薬においてはロボットを開発する以前にいまの業務手順そのものを見直すことを重視し「Reconsider Productive Approach(生産的アプローチの再考)」という言葉に置き換えています。 前回のCHUGAI RPA推進の全体像に続き、今回はより具体的な取り組みについて紹介します。 佐藤 真澄(写真

「年間10万時間削減」の目標達成が見えてきた中外製薬のRPA。DXユニット ITソリューション部長が語る秘訣とは?
こんにちは。CHUGAI DIGITALです。 DXだけでなく、働き方改革の観点からもRPAが注目を集めています。 RPAの全社推進にとって「2021年が大きな転機となった」と語るのはデジタルトランスフォーメーションユニット ITソリューション部長の小原圭介。 今回は中外製薬におけるRPA推進の全体像について紹介します。 小原 圭介 デジタルトランスフォーメーションユニット ITソリューション部長 1994年日本ロシュに入社。国内およびアジアパシフィック地域のITインフラ

中外製薬DXの2年を一気に振りかえる!|事業のど真ん中でデジタルを使う。スピード感をもったDXの全社ゴト化で社外環境も変えていく(後編)
こんにちは、CHUGAI DIGITALです。 CHUGAI DIGITAL VISION 2030の達成に向けデジタル戦略推進部がリードする中で、中外社員、そして社外の環境はどう変化してきたのか。前回に続き、志済聡子(執行役員 デジタル・IT統轄部門長)、中西義人(デジタル戦略推進部長)が話し合います。 中外社員のDXに対する意識はどこまで変化した?―経営層も現場の社員も、DXへの意識が全社的に向上しています。 中西:この2年で、社員の意識がDXに向かい、デジタルに対

中外製薬 臨床開発本部のデータサイエンティストが語る! AIブームにおける統計・データサイエンスのこれまでとこれから
こんにちは、CHUGAI DIGITALです。 今回は、中外製薬本社で医薬品の臨床試験やリアルワールドデータ(RWD)研究を推進する二人のデータサイエンティストが登場します。 山本英晴と杉谷康雄は、統計の専門家としてのバックグラウンド、米国バイオテックへの海外赴任、働きながらの博士号取得のため大学院に通うという、いくつかの点で共通のキャリアをもつ上司と部下。臨床開発の最前線から見るデータサイエンスのこれまでとこれからについて聴きました。(2020年12月2日 取材) プロ