マガジンのカバー画像

中外製薬の中の人

34
DXをリードする社員インタビューをまとめています。
運営しているクリエイター

#製薬会社

DX銘柄プラチナ企業が実践するマネジメント層向けDX研修コンテンツ成果!

こんにちは、CHUGAI DIGITALです。 中外製薬のデジタル人財を体系的に育成する仕組みである「CHUGAI DIGITAL ACADEMY」は、デジタルリテラシー向上や専門スキル研修など様々なコンテンツを提供してきましたが、昨年よりマネジメント層(部長・マネジャー職の社員)に特化した短期特別コンテンツを開講しました。なぜ新たに、マネジメント層向けコンテンツを企画したのか。研修の内容、受講者の変化、組織全体のDXを推進する上で必要なマネジメント層のあるべき姿について、研

デジタルを活用し実験自動化 新薬創出プロセスを革新する、中外製薬のラボオートメーション

こんにちは、CHUGAI DIGITALです。ロボティクスやAIを活用して実験を自動化するラボオートメーションは、中外製薬の創薬研究を加速する基盤技術の一つです。「私がラボオートメーションをやっていると言うと、既に出来上がった自動化装置がどこかにあり、それを導入して動かす人だとイメージされるのですが、全く違うんです。」と語るのは、研究本部バイオロジー基盤研究部の須山です。「当社の創薬研究に最適化した実験自動化システムは日々の業務プロセスの見直しと改善の積み重ねによって作り上げ

キャリア入社1年目のデータサイエンティストから見た中外製薬

こんにちは、CHUGAI DIGITALです。 2020年3月に「CHUGAI DIGITAL VISION 2030」を発表して以来、中外製薬はデータサイエンティストをはじめとしたデジタル人財の採用や育成に一層力を入れています。 今回は、この1年以内にキャリア入社したデータサイエンティストのなかから、デジタル戦略推進部 データサイエンスグループの松浦 健太郎(写真左)、田村 彩(中央)、徐 慧娟(右)の3名に、当社を選んだ理由や新しい環境の印象、実際の取り組みについて聞き

「痛み」は客観的に測れるか? 中外製薬が開発に挑むデジタルバイオマーカー(dBM)

こんにちは、CHUGAI DIGITALです。 中外製薬が挑む「デジタルを活用した革新的な新薬創出(Digital transformation for Drug Discovery and Development; DxD3)」には大きく3つの柱があります。「AIを活用した新薬創出」「リアルワールドデータの利活用」と並び注力しているのが「デジタルバイオマーカーへの取り組み」です。 今回は、当社のデジタルバイオマーカー開発をリードする、デジタル戦略推進部の東佐由美に話を聞き

中外製薬 臨床開発本部のデータサイエンティストが語る! AIブームにおける統計・データサイエンスのこれまでとこれから

こんにちは、CHUGAI DIGITALです。 今回は、中外製薬本社で医薬品の臨床試験やリアルワールドデータ(RWD)研究を推進する二人のデータサイエンティストが登場します。 山本英晴と杉谷康雄は、統計の専門家としてのバックグラウンド、米国バイオテックへの海外赴任、働きながらの博士号取得のため大学院に通うという、いくつかの点で共通のキャリアをもつ上司と部下。臨床開発の最前線から見るデータサイエンスのこれまでとこれからについて聴きました。(2020年12月2日 取材) プロ

中外製薬 科学技術情報部の社員が解説! リアルワールドデータ(RWD)とは?

こんにちは、CHUGAI DIGITALです。 今回は、当社の科学技術情報部 PHCインテリジェンスグループを率いる葛西隆に、「CHUGAI DIGITAL VISION 2030」の基本戦略のひとつであるDxD3 で掲げるリアルワールドデータ(RWD)とは何か、RWDによって期待されることは何か、聴きました。 プロフィール 葛西 隆(科学技術情報部 PHCインテリジェンスグループマネジャー) 大学の専攻は生物統計学。生物統計部門、プロジェクト推進部門、クリニカルサイエ

新薬開発プロセスに革新を。AI×創薬に挑む、鎌倉研究所のデータサイエンティスト

こんにちは、CHUGAI DIGITALです。 新薬開発のプロセスを革新するゲームチェンジャーとして注目されるAI(人工知能)技術。 今回は、中外製薬の創薬研究・開発研究においてAI活用に取り組む角崎太郎と上住芳史を訪ね、研究のねらいやデータサイエンティストから見た仕事環境について聴きました。 プロフィール角崎 太郎(研究本部 創薬基盤研究部): 2018年新卒入社。大学院での専門は生物情報科学。抗体や中分子の創薬研究において、機械学習を用いたモデル開発を行う。個人的な興